05.強敵の気配
2023/10/05
前回のあらすじ
樹海でオランピアとカナエに出会った

ヨグ「新しい階に着きましたね」

ヨグ「さっそくの新顔さんですね。あのハサミで挟まれたら私なんか真っ二つですよ」

アモロ「あのエビ!屋台でみたことあるぜ!」

トコ「丸ごとフライにするとパリパリとして美味しいですよね♪」
ドロップなし慈悲は無い

白兎「わっ!あの怖い顔のカバ、こっちに気づいたよ!?」

テオドラ「ああいうのは避けて通るのが賢明よ。
周囲に魔物の気配も無いし相当縄張り意識が強いんでしょうね。見た目が恐ろしい奴はまず避ける、樹海探索の大前提よ」

白兎「と、とりあえず隠れて撒けないか試してみよ?」

アモロ「そうしようぜ、よいしょ!…ん、この場所は…?」
解体マスターの前提に取ったキャンプマスターが結構頼れる
1回100エンでほぼ全快ってのがTP激消費のゾディアックを使ってると凄く助かるんだよね
個人的に長期探索スタイルが多いので最終盤まで腐らないスキル
ペイルホースかな?

アモロ「なんだ?でかいハイビスカスか?」

トコ「赤紫の花弁が夕闇のようで美しいですね」

ヨグ「あれ?ちょっとこの花動いているような──」

白兎「ぴーっ!死ぬーっ!」

白兎「…あれ死んでない!?
なんだか元気になった気がするよ!?」

テオドラ「薬効のある花粉か…樹海は不思議でいっぱいね」

ヨグ「おやおや、またいましたね。強そうな魔物が…」

白兎「しかも泥濘まであるし…なんでこんな所に住むのー?」

テオドラ「む…あと少しで宝箱まで行けそうだけど…」

トコ「無念ですが一旦引き上げましょう」

アモロ「何か忘れてるような気がするけど…まあいいや!」
街

ヨグ「街にもいなかったみたいですね」

白兎「どこ行っちゃったんだろうねアガタ、そもそも相方を置いて行くなんて考えられないんだけど!」

トコ「確かに…何かあったのかもしれませんね、頑張って探してみましょう」

アモロ「ま、まさか既にアガタも…」

ヨグ「ペイルホースのようにならない内に探しましょう」

テオドラ「たとえ全面金ピカで目に悪い痛船にされてもね…」

アモロ「おう!」
メディカが勿体ないので夜まで休んでから探索へ

トコ「アガタさんにペイルホースの皆さま、人命救助に時間は関係ありませんわ!」

テオドラ「…夜探索の方が危ないと思うんだけど、二重遭難するかも」

アモロ「第一衛兵発見!そこの人ペイルホースが遭難したのって知ってる?」

テオドラ「・・・なるほど、情報提供感謝するわ」

トコ「それとペイルホースの方々とは別で…アガタさんというシノビの少年を探しているのですが、ご存じありませんか?」
衛兵「さあ…出勤してからそういう奴は見てないな」

トコ「分かりました。ありがとうございました、ジョンさん」

ヨグ(名前あるんですね…)

ヨグ「それはその…用心深いのですね、ペイルホースの方々は」

テオドラ「用心深いというか…もはや強迫的な感じがするんだけど…」

アモロ「野営マニアってことはオランピアに会ってるかもしれないな!」

トコ「行ってみましょう!」

テオドラ「これは日記帳?中身は…昨日の日付で止まってる。
それにしても隅から隅までびっしり書いてある…ページが真っ黒…」

アモロ「読んでくれよーわくわく!」

白兎「…なんかネタバレ食らった気がするんだけど」

ヨグ「まあまあ。
ですが記述が正しければペイルホースは3階の野営地点にいる、ということですね」

トコ「早く参りましょう!」
オランピア「野営を制する者は樹海をも制するのだ」(キリッ)
鉄仮面のオランピアにすごいことを喋らせたギルド、ペイルホース

トコ「休める時に休んでおくのが冒険者の鉄則ですわ!」

白兎「!!来るよっ」

ヨグ「少し手古摺りましたが…なんとかなりましたね」

アモロ「お?この魔物なんか持ってるぜ、カバンか?」

テオドラ「冒険用のバックパックね、ん…」

白兎「・・・」

トコ「…急ぎましょう」

白兎「ぅおえっ!くさっ!!」

ヨグ「どうやら、手遅れだったみたいですね」

テオドラ「…周囲を調べてみない事にはまだ分からないわよ」

トコ「あら…これだけ血があるのに魔物の気配はありませんね」

アモロ「ラッキー!オレたちも疲れたから休もうぜ!」

白兎「え!?あれ見たのにテントで休むの!!?今日はもう宿屋に泊まろうよー!!」

トコ「魔物とは出会うと思いますが…全部逃げ切れば大丈夫ですわ!」

テオドラ「現在時刻、採集にかかる時間、残り資金、蘇生費用を考えると半日掛かる宿屋よりもテントの方が適しているから」

アモロ「この作戦はお前が要だぜ!頑張れ『脱兎の因幡』!」

白兎「頭ペイルホース!元老院!」

白兎「わー!!みんな先に倒れてるじゃん!言いだしっぺなのに!」

ヨグ「ぐふっ後は任せます白兎さん…」

白兎「ぴーー!!!!」

白兎「うぅ…ひっく…ぐじゅ…トコちゃんはテントで寝てれば治るって言ったけど絶対嘘だよぅ…」

アモロ「元気百倍だぜ!!」

白兎「なんでみんな元気になってるの!!?休んだだけだよ!!?
ヨグとかバラバラ死体になってたじゃん!!」

ヨグ「テントの三角形がもたらすピラミッドパワーのお陰ですよ」

トコ「TPも全回復しましたし街へ帰りましょう」

テオドラ「ペイルホースの件も報告しないとね」

アモロ「生きてたのかよ!」

白兎「私たちの苦労って一体…?」

トコ「でもペイルホースの皆さんも私たちも無事で良かったです」

ヨグ「豪快な方々ですねぇ」

アモロ「いいなー魔物料理!」

トコ「あら、扉の前に誰かがいますよ。冒険者の方でしょうか?」

アモロ「オレはアモロ観光局のアモロ!よろしくな!」

トコ「もしかして、何かお困りですか?」
???「観光局?まあ誰でもいいけどそうなんだよ」

トコ「あら。そういうことでしたらテオドラ様にお任せください!」

テオドラ「なっ!?、勝手に話を勧めないで──」

テオドラ「自分で責任とれないことを勝手に引き受けるのはやめ──」

トコ「テオドラ様は非常に聡明な方なんですよ!
何でもご存知ですし、ここまでの大きな魔物も彼女の知恵で避けることが出来たんです。
星も読めますし船の運転も鍵開けも出来る、私たちアモロ観光局の頭脳に相応しい御方ですわ!」
???「へぇ、そりゃ期待できそうだ!よろしく任せたぜ、テオドラさんよ!」

テオドラ「・・・」

ヨグ「ぜえぜえ…(今日のテオドラさんの歩くスピード早い…よっぽどさっきの事を根に持っているみたいです)」

テオドラ「着いたわ、詳しい事は写しの地図に書いておいたから」
???「ありがとな!助かるぜ!」

白兎(え!?この人がアガタ!?思ってたより悪そうには見えないな…)

トコ(男性で、背が低くて、黒髪のシノビ…特徴は合致します)

アモロ「ふーん、じゃあな!あばよ!」

白兎「あれ、カナエの事教えなかったの!?」

アモロ「聞かれなかったし」

トコ「アモロ様ったら…ですがこれでカナエ様の肩の荷も降りそうですね」

アモロ「あ!ムカデいたぜ!」

ヨグ「魔物って探すと中々見つからないですよね!斬って倒すんですよ!(お金が無いので)」

トコ「ムカデの多脚、出ましたわ!後は納品すれば依頼達成です♪」

白兎「また銀の箱あったね、あれってなんなんだろう?」

トコ「元老院が設置している支援箱とも違いますし…もしかすると大異変以前のものかもしれませんよ!」

テオドラ「階段ね」

白兎「そろそろ緑の樹海も飽きてきたなー、別の場所に出ないかな?大陸とか!
海怖いし」

アモロ「くんくん…なんか泥っぽい匂いが強くなったぞ?」

トコ「…あ、あの姿は!クジュラ様ー!こんばんはー!」

トコ「いえそんな!まだまだ未熟者ですよ」

白兎「あれ?でも元老院の人がいるってことは何かあったのかな…?」
クジュラ「察しが良いな、俺がここに居るのは元老院の指令によるものだ」

アモロ「よく分からねえけど、ザイフリート様と会いたいから何があっても先に進むぜ!通して頂戴よ~」

ヨグ「元老院の方が駆り出されるという事は余程の事なんでしょうね…それは一体?」

テオドラ「・・・」
現時点での成長
アモロ
テオドラ
トコ
ヨグ
白兎

アモロ「ザイフリート様目指して樹海探索を進めるオレたちアモロ観光局。
そんなオレたちの前に現れたクジュラという青年は元老院からのある指令を伝える。
果たしてオレたちは無事に垂水ノ樹海を踏破することが出来るのだろうかーっ!?」

ヨグ「次回もまた見てくださいね」