『奈落ノ霊堂-その4』
2026/10/24
『待って下さいマスター…フロア南西に飛翔物らしき空気の乱れ、生命反応は見つかりませんね』
「生き物じゃないのがいるってことか?」
「や、やめてよ普通に歩いているだけでも怖いのにぃ!!」
「!…あれは、まさか」
「いやあああああ!!」
「いでででで!生きてる!イリスあの人生きてるから!人間だって!」
氷嵐の支配者をおせちにして再開した奈落ノ霊堂探索だけど開始早々第六階層に冒険者がいるよ!!
第六階層ってそんなに開かれた場所だったの!?こわ…魔物かもしれない…
「ほら、普通に生きてたし耐雷ミストくれたじゃない」
「ほ、本物…?あ、本物だ…」
「だけどこの迷宮を探索していたのって僕たちだけじゃなかったんですね、なんだか安心したよ…」
アヤカシアゲハ(左)の登場だ!初出はⅠ
軽そうな見た目の通り発動も速いしスタンも付与する『スパーク』が厄介。
アルゴノーツだとパラディンもゾディアックもいるので何の問題も無い。
何なら雷の先見術でも先行できるレベルだった。
ちなみにアヤカシアゲハは氷属性で撃破すると条件ドロップを落とす。
凍砕斬+スピアインボルブで適当に攻撃しているだけでも取れるので良いお小遣い稼ぎになるね!
追加モンスターも全然強くないしせっかくだし昼間だけ探索にして己を縛るか…昼も夜も探索してたら秒で突破しちゃいそうだもんね
街に帰って来たけど流石にもうみんな同じ事しか言わないのかなぁ…悲しいぜ
プレイヤーの悲しみはさておいて街に帰ったらクエストタイム!
一つ目のクエスト『毛糸の帽子』は生まれた赤ちゃんのために温かい手編みの帽子を作ってあげたいという心温まるもの!
もちろん引き受けるけどミラーアイアイ…鮮黄の毛玉…なんですかそれ
知ってる知り合いだけどオルヴェたちは知らんわ
もう一つのクエストの方『派手なドレスを2』は前回(奈落ノ霊堂B3F)の奴の続き。
この前作ったドレスが赤だけだとどうしてもダサいと感じるそうなので差し色を入れたいというわけで凍結の翅が欲しいとのこと。
こういうのって一度凝ると永遠に終わらないよね
凍結の翅ならオルヴェがいっぱい毟って来たので好きなの持って行きな!!
「赤に…赤と黄色??」
「毒虫の警告色みてぇだな」
「色は置いておいて蝶の翅で出来たドレスってことは妖精みたいなドレスだったりして!」
「綺麗だろうと気持ち悪かろうと虫は虫よ!!人間大ある蛾で出来たドレス着れる…?」
「……」
ちなみに先ほど納品した素材(凍結の翅)からはルーンチュニック(服・DEF+63・MDF+100・LUC+7)が出来るよ!
まだ専用防具を解禁していないのでLUCが上昇する防具ってだけでイリスやヴィーザルには嬉しいポイント!
ルーンチュニックを着てガンガン相手を即死させよう!
「!何だろう今の」
「どうしたのオルヴェくん?」
「…何かが光った?そんなモン見えなかったぞ」
「嘘じゃねぇって!本当に今一瞬キラッて何か光ったんだよ!」
「ほら!この前みたいにアゲートとか武器が落ちてるのかも…!」
「大丈夫?また魔物だったりして」
「流石にそんな何度も魔物もお宝もねぇだろ…」
「うげっ!しかもハズレの方かよ!」
「何してるの…ってギャア!!」
「うわっ!アリシアちゃん!?」
何となくノーガードで『スパーク』を受けてみたけどブレスよりちょい弱めの威力かな…
例え二匹いようとこちらも属性盾二枚なので難なく撃破!
でもモスロードといいアヤカシアゲハといい六層の鱗翅目草むらに居すぎだよ~…
ミラーアイアイ(中央)の登場だ!初出はⅤ
あ!知り合いの畜生だ!やはり総集編の第六階層に来ると思っていたよ…
というのもこのミラーアイアイ、なんと味方モンスターの行動を真似して使用する『猿真似』(発動回数制限なし?)を使って来るのだ!
本猿自体もまあまあ硬いしATKもそこそこあるしで組み合わせ次第ではかなり面倒くさい。
でもアルカディアの時と違って最後の一匹になっても逃げなくなったのは偉い。
逃げない様になったのか、それともオルヴェのアクトブレイカーが猿よりも速いだけなのか…
「ぎゃあああああ!出たぁぁぁぁ!?」
『生命感知及びその他センサーに反応なし。正しく動く屍という奴でしょう』
「おおっ!マジもんのオバケか!!」
「ぜんぜんうれじぐないよ~~!!」
一度こちらを見付けたら真っすぐ倍速で追いかけてくるおぞましい奴をすり抜けて抜け道開通!夜にあんな魔物見たら卒倒しちゃうぜ!
こういう時はゲイボルグ+アストロサイン、みんなとの約束だよ(ミラクルエッジは発動前に相手が倒し切られちゃう)
ちなみにあのおぞましいお目目だけど、どこまでも追いかけて来るには来るけど壁でも障害物でも間に挟んで距離を取ると見失うよアーーーーーッ(誘導ミス)
ぶつかっちまったものはしょうがねぇ…FOEさまよう魔眼(Ⅱ)の登場だ!
Ⅱバージョンなら何とかなるかもしれないがスキル構成や登場フロアからして多分新2バージョン。
しかも登場するのが第六階層の深部なだけあってXの魔眼くんはそれよりもも~っと強化されているよ!
最後のパズルエリアだし倒そうかと思ったけどこりゃ無理だぜ!!(ESCAPE)
「アリアドネの糸は!?オイ今日の荷物当番誰だっ……俺か」
「ええっ!あのモンスターまた来るよ!?」
「わ~ん!夢なら覚めて~~っ!!」
ここ最近で一番死ぬかと思ったぜ…(B4F→B1F)
オルヴェを蘇生してショックガード+シールドアーツ連打で頑張って逃げたわ
「なぁヴィーザル、この山盛りのアリアドネの糸は一体…」
「安売りしてたんだよ」
「安売り…ねぇ」
アリアドネの糸箱買いして目玉に追い回されたエリアに戻って来たけど簡単に解けてしまった。
…碧照ノ樹海の箱の中にでも入れるか
「やっと抜けられたね…ここなら魔物もいなさそうだ」
「はぁ…あの目玉のオバケずーっとこっち追いかけて来るもんね」
「この迷宮奇襲多すぎるんだよ…あー起こすなよ」
「ちょっとヴィーザル!そんな恰好でみっともない…!」
「でも気持ちいいよな~よし!オレもちょっと昼寝しよっと!」
「オルヴェも!?はぁ~…どうしてこうもバカばっかりなのかしら」
「うおわぁぁぁっ!?」
「うげっ!どうしたヴィーザル!?」
「蛇だよ!イリス、お前らも起きろ!」
「蛇ぃ?」
「…ヴィーザル、これ蛇じゃなくてベルトだぜ?」
「んな訳……」
「ぎゃはははは!これ蛇って…こんな平たい蛇が…あはははは!」
「ちょっと、笑いすぎですよオルヴェくん!でもどうしてベルトなんかを蛇と…ぷっ」
「てめぇら後で殺す」
ベルトをヘビと勘違いして跳ね起きるヴィーザル、しばらくこの件をネタにされてそう
色々あったけど階段前の抜け道も開通させて探索終了!
よく見たら一か所飛ばした抜け道があるけど最後の鳥と猿(?)と目玉のパズルを抜けたら簡単に進めたね
あと間違えて鮮黄の毛玉売っちゃったけど杖と槍の材料になるの!?狩らなきゃ…
夜通し戦って何とか鮮黄の毛玉が集まった…
最初は爪ばっかり(玉じゃない方)出たりエドも攻撃役に回したらオルヴェがサルとウサギに集中放火されて死んだり色々あったね…
「なぁお前ら、この黄色い毛玉って何かに似てないか?」
「…てめぇの言わんとすることは分かるぜ」
「そうだとしたら痛くなる話だよね…」
「ああ…尊い犠牲の上でオレたち人類の発展は成り立っているんだな」
「こぉら!あんたたち!!なんて汚らわしい話してるのよ!ホント男って…もう!」
「でもここからどうやって糸を紡ぐんだろうね」
「親の愛情ですかぁ…」
「……」
「オレたちの友情じゃダメか!?ほぉら!嫌って言うまで離してやんねぇぞ!」
「わぁちょっと!くすぐったいって!あはは!」
「わたしたちもいるよ!ほーらうーちゃんも一緒に!」
「!?オイ、引っ張んなってああ!」
『…親子間の愛情は他者同士の友情では代替不可能だとデータにあります』
「じゃあデータの方が間違ってるのよ。私たちは今でも十分幸せだもの」
「ほらアリシアもベータも!エドの奴抱きしめてやろうぜ!ほらー!」
「ちょ汗臭い!探索帰りなんだしせめてお風呂入ってからにして!?…ああもう!一秒だけよ!」
『……私を握ったまま抱擁してもマスターの抱擁と変わらないのでは?』
報酬のカフヴァールの性能はこんな感じ!(後撮り)
素材元の魔物なだけあってか装備するとかなり頑丈になるよ!赤ちゃんの帽子にしてはイカツすぎるぜ!!
前列のオルヴェでも後列のアリシアでも誰に装備させても文句なしに役立つ装備品だけど現時点では一つだけなので…どこかの宝箱とかに入ってないかなぁ
「ひとつ、ふたつ…凄いよ!わたしたちの名前のページがこんなにたくさん!」
「こんだけ名前があったら一生働かないで暮らせるかもな」
「残念だけど発見してもちゃんと研究して流通させて初めてお金になるのよ、一生モノになるのはせいぜい名前くらいね」
「ちぇっ、なんだよ…」
もうすでに400個もアイテムを見つけたのか…と感慨にふけりつつ今回はここまで!
次回は最後の三竜クエストだよ!